
Love the Earth実行委員会は、去る2026年6月21日(日)、バイク乗りから始める地球愛護活動「Love the Earth(ラブ・ジ・アース)」の一環として、海岸清掃イベント「第46回ラブ・ジ・アース ミーティング」を静岡県沼津市・御浜岬公園にて開催いたしました。
ラブ・ジ・アース ミーティングとは?
「Love the Earth」は、バイク乗りのモラルと社会的地位の向上を目的とし、バイク乗りだから知っている大地やすばらしい自然を残すため、そして環境にインパクトを与えているバイクというものに乗っているからこそ「何か地球に恩返ししよう」とスタートした活動です。2003年の9月28日に、静岡県牧之原市(旧・相良町)“相良サンビーチ”にて第1回の海岸清掃イベント「ラブ‧ジ‧アース ミーティング 1st」を開催して以来、全国より多くのライダーが参加しています。
第46回 ラブ・ジ・アース ミーティング
雨具に身を包み、ライダーが到着
今回の会場は、ロケーションとしてはツーリングライダーにとって絶好の場所だったのだが、残念ながら天候は少々厳しめ。当日の西伊豆は、朝から雨模様という状況だった。運営スタッフは早朝から会場準備に追われていたが、時おりザーッ! と雨の勢いが強くなり、慌ててテント内に退避する場面もあったほどだった。
そして、スタッフたちが不安を抱えつつ、準備を整え終えた朝9時ごろ。レインウエアに身を包んだライダーたちが次々に会場へと到着したのである。海岸清掃がスタートする10時ごろになると雨はほとんど止んだが、会場に来るまでには完全に雨の中だったことだろう。そんな厳しめのコンディションでも、このミーティングに参加したいという熱い思いをもつライダーがたくさん集まってくる。その事実がとにかくうれしい。
受付が開始されると、参加者たちは次々にゴミ袋を受け取って海岸へ散らばっていく。参加歴の長いライダーはゴミ拾い用のトングなども持参しており、もはや手慣れた様子だ。今回の会場は湾内だからか、漂着ゴミのようなものは少ないように感じたが、しゃがんで砂浜をよく見てみれば、吸い殻やプラスチック片などが落ちている。こういったゴミは人の手でなければ回収が難しいため、海岸清掃イベントを開催する意義も大きいことだろう。

西伊豆の戸田漁港は、湾内をぐるりと取り囲むような地形となっている。今回海岸清掃が行なわれた御浜海水浴場は外海に面していないこともあって基本的にはきれいな海岸なのだが、とはいえゴミがないわけではない


残念ながら当日の会場周辺は朝から雨がパラついており、時おりザーザーと勢いよく降ることもあるという天候。“参加を見送った人が多くても致し方ない”と思われる状況だったが、午前9時ごろになるとレインウエアに身を包んだライダーが続々と会場に到着!

ミーティング当日、会場では早朝からスタッフが準備に取りかかっており、出展者も続々と集合。この活動は、こういった有志の協力・参加により成り立っているのだ
第一部 海岸清掃

早朝から降っていた雨も9時すぎにはほぼ止んで、受付前にも多くの人が集まってくれた。無事に海岸清掃を実施できそうで一安心

受付では、海岸清掃に使うゴミ袋を受け取れるほか、参加記念のステッカーももらえる。今回のミーティングのゲスト、坂元誉梨さんも来場者に挨拶をしながらゴミ袋の配布に協力してくれた

当然ながら、ゴミ拾いをする以上は地元自治体のルールに則った分別が必須。開催場所によってルールは微妙に違ったりもするので、受付ではそれも説明される


午前10時、予定どおりに海岸清掃がスタート。会場内のどこでゴミ拾いをするかは自由なので、ゴミ袋を受け取った参加者たちは、思い思いの場所へ


ゴミ袋を受け取り、分別のルールを理解したら、さっそく海岸清掃スタート! 海岸のあちこちにゴミ拾いをするバイク乗りの姿が見られるのは、毎回ちょっと感動的なものがある

海岸清掃が始まってしばらくしたら、空に広がっていた雲がどんどん晴れていき、青空が広がり始めた。バイク乗りにとって、これ以上うれしいことはないだろう。青空の下に広がる海は、やはりきれいであってほしい
ゲストも一緒にゴミ拾い!


今回のゲストは左から、モーターサイクルジャーナリストの川崎由美子さん、人気YouTuberのせんちゃん、女優・モデルなどで活躍する坂元誉梨さん。もちろん、ゲストも参加者と一緒にゴミ拾いをするので、参加者全員で仲間意識を感じられるシーンだ


時間が経つにつれて会場は晴れ渡っていく。行きはカッパを着ていた参加者たちも、帰りは雨の心配なく帰れそうでひと安心だろう。駐車場で雨に濡れていたバイクもどんどん乾いていく


みんなで回収したゴミは、地元自治体の協力のもと、後日処分されることになっている。各自が少しずつ集めたゴミは、処分しやすいようにスタッフが一つの袋にまとめるのだが、このあたりの流れのスムーズさはさすがといったところ
ゴミ拾いには不思議な達成感がある
参加者が海岸清掃に汗を流している間に、雨雲は遠ざかり、そして雲の切れ間から一気に青空が広がった。まるで、ゴミ拾いをしたライダーたちをねぎらってくれているかのような、そんな気持ちのよい青空だ。参加者たちの表情にもほっとした笑顔が広がり、海岸清掃の終了時刻まで、海岸の全域にわたってゴミ拾いを実施できたのだった。
このイベントに参加してみて毎回感じることだが、1時間30分という時間はゴミ拾いをしてみるとけっこう長く感じ、その時間だけでもかなりの量のゴミを回収できる。収集ポイントに積まれたゴミの量を見ると〝こんなに集められるんだな〟という達成感があるのだ。とくに今回は海岸にあまり大型のゴミが落ちていなかったので、ゴミといっても吸い殻やプラスチック片などがメインだったが、それでもかなりの量を回収することができたのである。
第二部 ステージイベント

海岸清掃が終わったあとは“第二部”と称してステージイベントが開催される。ゲストによるトークショーや、チャリティオークション、ジャンケン大会などが主なプログラムである。毎回ゲストが多彩なので、参加歴の長い人も毎回楽しめる



メーカー・団体のブースも出展
Honda


会場の出展ブースの中で、やはり目立つのはメーカーブース。ホンダは今回、モンキー・ダックス・ハンターカブという125ccクラスを展示。もちろんまたがれる状態での展示だ
SUZUKI


メーカーブースとしてはスズキも出展。スズキは、ハヤブサ・GSX-8TT・DR-Z4SM・Vストローム250などなど…と多彩なラインナップ。最新モデルに自由にまたがれるのはうれしい



ゲスト3名のトークショーの後は、目玉商品が次々に出品されるチャリティオークションを実施。商品の紹介やオークションの仕切りなど、ゲストは依然として大活躍

チャリティオークションの売上の全額やグッズ売上などの一部は、国際的な自然保護NGOであるWWFに寄付される。同団体への寄付は1回目のイベントから継続的に続けられている

バイクミーティングの締めといえば、ジャンケン大会。定番だが、やはりこれが一番盛り上がるといっていい。この活動に賛同するさまざまな企業から提供された賞品をかけて、熱き戦い(?)が開幕
ツーリング先でゴミ拾いをするバイク乗り。
それってカッコよくないか?
あなたもぜひ参加してみては?
このミーティングは入退場自由なので、第1部(海岸清掃)にだけ参加するということも可能だが、せっかく来たのなら第2部(ステージイベント)も楽しんでいったほうがいいだろう。ゲストによるトークショーを聞いているといろいろと新鮮な発見があるし、目玉商品が次々に出品されるチャリティオークションやジャンケン大会もある。今回はゲスト3名が、自身のトークショー時間が終わった後も、チャリティオークションやジャンケン大会などで大いに活躍していた。ゲストらとこれだけ近い距離でイベントを楽しめる機会というのも貴重なのではないだろうか。
そして…、予定されていたプログラムはそれぞれ滞りなく完了し、15時前にはお開きとなったのである。すっかり晴れ渡った空のもと、ライダーたちは次々に会場を後にしていく。まだ日が落ちるまでには時間があるし、この後は西伊豆スカイラインに走りに行くもよし、海沿いを北上、あるいは南下するもよしだ。
海岸清掃のイベントというと〝なんだか大変そうだな〟と身構えてしまう人も多いかもしれないが、一度参加してみれば、気軽にふらっと立ち寄れるミーティングであることがわかるだろう。あなたもぜひ〝地球への恩返し〟をテーマとして旅を楽しんでみてはいかがだろうか?

会場からは、駿河湾の向こう側にそびえ立つ富士山も望むことができた。西伊豆はやはりツーリングには絶好のスポットであり、普段楽しませてもらっている分の恩返しがほんの少しできたと思うとうれしい

イベントが終了すると参加者たちは、1人、また1人と愛車のエンジンをスタートさせて会場を後にしていく。この姿はカッコいいなと毎回感じるシーンだ
【開催概要】
■開催日:2026年6月21日(日)
■会場:静岡県沼津市 御浜海水浴場
■主催:Love the Earth 実行委員会
■特別協賛:HONDA/SUZUKI
■協賛:オートバイ/カワサキバイクマガジン/クラブハーレー/タンデムスタイル/バイクジン/ヘリテイジ&レジェンズ/モーターサイクリスト/ヤングマシン/ライディングスポーツ/レディスバイク/ラフアンドロードスポーツ
■協力:全国二輪車用品連合会/日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)/バイク東海クリーン部
■後援:沼津市

